長谷村工房

オートバイ等の作業備忘録、兼日記。

ソロキャンプ 失敗編

キャンプ欲が高まっております。
10月にもキャンプの予定がありましたが、超大型台風直撃により中止になりました。なんのかんの言ってソロキャンプは最近やっていないので、是非やってみたいと思うのです。
なので金曜日に休みが取れたので、やってみようと画策。


……が、土曜は朝から雨の予報。


金曜日は良い天気の様なので撤収の時に我慢すれば大丈夫そうですが、濡れた道具を片付けるのも、後で乾かしてから収納するのも大変面倒です。
仕方ないので、デイキャンプで我慢しようと思います。

 

 

今の私が一番やってみたいのは「ゆるキャン」です。
私的な理想としては、昼前後にキャンプ場について、食べたり飲んだくれたりボンヤリしたりしながら夜まで過ごし、早めに就寝。翌日は朝ご飯を食べたらチャッチャと撤収。
そんなのがしたいのです。
なので、泊まることはまぁ二の次なのです。なのでデイキャンでも良いかと。
デイキャンで遠出するのは面倒なので、近場で済ませましょう。

 

 

と言う訳で、一部の人には有名な「かわせみ河原」にやってきました。

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設備は正直しょっぱいですが、車一台500円で利用でき、ごみを捨てることも出来ます。ごみの持ち帰りは結構面倒なので、有難いサービスです。付近にお店も多く、買い出しも便利です。
私は以前も訪れたことがあり、その時もデイキャンでした。キャンプ道具のお試しで訪れまして、バーベキュー用の加工炭の燃焼テスト等を行いました。

 

 

今日は休日前とは言え平日ですし、人も少ないでしょう。静かに過ごせそうです。

さて、なんやかんやで12:30頃に到着。自宅でぐうたらしていたら、出発が遅れたせいです。目論見通り、私の他には一組しかいません。やったぜ。

 


まぁそれはさておき、昼食をとりましょう。最近覚えた適当料理を作ります。
今日のメニューはトマト煮込み尽くしです。作り方は簡単。食材をトマトソースで煮込むだけです。


最初は鶏肉煮込み。こま切れの鶏肉を焦げ目が付くまで焼きます。お好みで塩コショウ。煮込むので、中まで火が通っていなくても良いです。

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焦げ目が付いたら、トマトジュースをだばあ。缶詰などのトマトソースでも良いですが、一般的に一缶400gなので一人だと少々量が多いです。小さい缶や紙パックのトマトジュースなら190g位なので、個人的にはちょうどいいです。
味付けに固形コンソメを一粒投入。付け合わせにキノコを投入。今回は舞茸です。後は10分ほど煮込んで出来上がり。

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鶏肉は唐揚げ用などのこま切れを使うと、包丁などで切る手間が省けます。キノコも舞茸なら食べられない石突が付いて無いことが多いので、手で裂くだけで大丈夫です。カットしめじでも可。手抜き万歳。

 

 

トマトソースをすするように食べなければソースが余るので、次はハンバーグ煮込みです。
こちらもハンバーグを焼いてから煮込むのですが、今回は「温めるだけ!過熱済みハンバーグ!」と言うものがあったので、焼く手間すら省けます。
なので、そのままソースの中にハンバーグをだばあ。残ったキノコもだばあ。鶏肉と同じく、中に火が通るまで煮込んだら完成。

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さて、これでもソースが余るので、シメに白米をイン。一から炊飯しても良いのですが、炊き立てご飯を雑炊にするのも勿体ないというか、面倒くさいというか。なので、パック御飯を使用しました。
火を通しますので、パック御飯を過熱する必要はないです。そのままドボンして大丈夫です。濃い目の味付けがお好みならば、塩コショウや追加でコンソメを入れると良いと思います。

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これでトマト雑炊というか、トマトリゾット風というか、そんな感じのものが出来ます。トマトと白米に違和感を感じるかもしれませんが、オムライスの中身はケチャップライスと相場が(私の中で)決まっていますので、おいしいと思いますよ。


これでトマトソースはすべて処理できると思います。

 

 

さて、私はおいしいと思うのですが、私は白米に焼き肉のタレとかデミグラスソースをかけておいしく食べれる人種です。友人からは「味覚障害モドキ」の称号を頂きました。味の保証は致しかねますが、興味があればお試しあれ。

 

 

昼食に満足して食後のココアを飲んでいると、なんだか人が増えてきました。なんかでっかいキャンピングカーや、中型トラックまでやってきました。
トラックからはたくさんのコンロやイベントで使われるような天幕が続々と降ろされていきます。なぁにこれぇ。

 

すると管理人さんがやってきて、
「明日から大きなイベントをやるんですよ。なので結構な人がこれから来るかもしれないですよ。」
とのこと。えぇ……。


かわせみ河原はイベントカレンダーとか無いので、何をやっているかわからないのですよねぇ。ボッチになりに来たのは確かなのですが、周りに楽しんでいる人達がわんさかいる中でボッチになりに来たのではない。小さいようだが、これは大きな違いである。マジで。

 

仕方ないのでさっさと撤収することに決めました。昼食の後は夕方まで静かにボンヤリする予定でしたので、静かに出来ないのであればここにいる価値は有りません。
結果的に約3時間で撤収と相成りました。仕方ないね。
まぁ比較的近場ですし、キャンプ中止で撤収は2回目ですし、ダメージは少ないですよ?

 

前回は「那須町野外研修センター」というキャンプ場に行きました。予約が必要ですが、100円で利用できる素敵キャンプ場です。

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6月ごろに行ったのですが、油断をしていました。この時期はすごく毛虫が多いのです。林間サイトで更に強風だったこともあり、上から下から這い寄る混沌ならぬ毛虫達。
「これはアカン!」とテントの中に引きこもろうと逃げ込むも、服にくっ付いてきた者どもがテントの中も這い回ります。テント内と言う聖域すらも浸食され、2時間悩んだ末に宿泊せずに逃げ出しました。

 

 

ソロキャン自体は以前に北海道などで敢行しているので初ではないのですが、「自宅から行ける距離でのんびりソロキャンしたい!」という野望を抱いたのは最近でしたので、これは手痛い失敗となりました。
ともあれ失敗は次に生かせば良いのです。また新たな近場キャンプ場の調査に勤しみましょうかね。もしくは何年振りかに、また北海道に行きましょうかねぇ。雪中キャンプは勘弁なので、来年になるでしょうけども。

 

そんなこんなで迎えた翌日、土曜日。朝は曇ってこそいますが、雨は降っていません。こんちくしょう。
降らないのであれば、ちょっと遠くのキャンプ場に行ったものを。おのれ、天気予報。
なんとか年内にはもう一度チャレンジしたいと思う、今日この頃でした。

 

オートバイ週間

夏だ!暑い!外で遊ぶぜ!と、昔は夏によく出かけたものですが、最近はめっきり出かけなくなりました。
加齢のせいか、元来の出不精が加速したのか不明ですが、わざわざ暑い時に出かけることも無いじゃろう?と言う思考になりました。
これも、夏も暑さも冬の寒さもすべて受け入れるオートバイの宿命のせいかもしれません。
丁度仕事が忙しいこともあり、夏の間は仕事ばかりしていました。

 

 

そして季節は秋。10月になって、出かけるのにも程よい気温です。さぁ遊ぶぜーと思ったら、あの天気ですよ。
週末の土日は殆ど晴れず、平日のどっかでぽつりぽつりと思い出したように晴れる。これでは予約が必要な事は難しい状況です。
思い描いた楽しい週末は泡と消えました。

 

そして11月になりましたね。なんか急に天気が良くなって、10月はなんだったんやという位です。
私の中に溜まった欲求不満が既に弾けそう、と言うか滲み出ているので、発散しに行きました。

 

11/9(木)
ミニバイクで走りに行きました。場所は栃木県にある「井頭モーターパーク」です。

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こちらはカートやミニバイクの走行が可能なサーキットです。
レンタルカート専用のコースと、カートとオートバイが走行できるレーシングコースがあります。
当然ですが、カートとバイクが一緒くたになって走る訳ではなく、時間によって分けて走行します。

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(この写真は休日に行った時のモノです)


台数が多い日は、大体のタイムなどで分けられることもあります。
私が行った日で一番細かく分けられたのは「カート」「早いバイク」「遅いバイク」の3つで、それぞれ20分ごとの交代でした。
待っている間は暇じゃないかと思いますが、燃料補給したりちょっとセッティングを変えたり、人によってはタイヤ交換したりとかしてます。意外とやることはあります。
スマホでも弄ってても良いですしね。良い時代だと思います。

 

レーシングコースでは、日によってカートとバイクの交代走行だったり、カートもしくはバイクの一日走行日だったりします。
この日はカートとバイクの交代走行でしたが、まぁ平日のサーキットなんぞ閑古鳥が鳴いているのが普通です。利用者は私を含めて二人でした。
どちらもバイクだったため、交代なしのフリー走行でした。

 

さて、走るパイロの私ですが、パイロンはパイロンなりに気を遣わねばいけません。
後ろに付かれるとどうにも気が散りますし、道を譲らなきゃ!という謎の強迫観念に襲われます。
レースの様に、他の人と競いながらその中でタイムを上げる人もいるでしょうが、まぁそんな人は平日のサーキットに来るわけないです。
ストイックにタイムを出したい人にとっては他の人は邪魔になるでしょうから、なるべく邪魔にならないようにしましょう。

 

そんなことを考えているうちに走行が始まり、二人しかいない利用者の腕のほどはすぐにわかりました。
私は一周40~43秒、もう一人は36~38秒。
ふふ、ふ。やはり私のパイロンの座は不動のようだよ。

 

そうなると、自然と走る時間が分かれるようになりました。
一人が走って、帰ってきたらもう一人が出発。この繰り返しです。不思議ですね。結局この日はお互いに一言も話さなかったのにね?以心伝心と言えなくもない。当方、凄い人見知りですゆえ……。

 

コースの営業時間は午前9時から午後5時までですが、3時くらいには走行は終わりにしました。この時点での周回数は195周。流石に飽きます。結局タイムは40秒の壁は超えられませんでした。
早い人は35秒くらいで走るんですけどねぇ。どうやってるんですかね、ああいうの。

 

ちなみにこちらのサーキットではタイム計測器を無料で貸し出してくれます。なので走行中でも電光掲示板に表示されているタイムを確認できます。私の場合は「晒し者になっている」とも言えます。

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更に走行後にはその日をタイム一覧をプリントアウトしてくれます。素敵!自分がどの位成長できたか確認しましょう。私はさっぱりでしたけども。

更に言えばピットにはコンセントもありますし、管理棟にはエアーもあります。すごい至れり尽くせり。

おすすめのサーキットです。

 

 

 

11/11(土)
オフロードを走りに行きました。場所は茨城県にある「イワイサーキット」です。
ミニバイクコースとモトクロスコースがあるサーキットです。

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オフロードを走れるところは貴重なのですが、このコースはマイナーなのかあまり人が居ません。私にとっては有難いことです。
あまり人がいないというのも、もしかしたらコースがあまり大きくないせいかもしれません。複数台で抜きつ抜かれつをするにはちょっと厳しいコースです。
F1でいうと、モナコグランプリみたいな?

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慣らし、小排気量での走行、初めてで市販車だし本格的なコースはちょっと……、と言う人には良いかもしれません。


ちなみにこちらのサーキットは、ホームページに書いてあることがちょいちょい違ったり、書いてなかったりします。
12:00から13:00はお昼休みなので走行不可とか、レンタルバイクで借りれる車体が書いてあるのと違うとか、モトクロスのコースレイアウトが違うとか、オフロードの走行料金が1日で2500円となんかすっごく安くなってるとか。
基本的にゆるいサーキット(色んな意味で)なので、「ホームページで書いてあることと違って走れなかった!」みたいなことにはならないと思いますが、気になる人は事前に確認するか、見学に行くと良いと思います。

 

 

さて、この日は土曜日にも関わらず、私一人しかいませんでした。

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昼頃にもう一人来ましたが、2時間くらいで帰ってしまいました。……なんか私が粗相をしてしまっただろうか。遅すぎて邪魔とか。
まぁ考えても仕方ありません。

 


しかし殆ど独りぼっちだったのは事実です。どうせなので、色々な走り方を試してみます。
現在の私は、主に小回りを練習しています。ある程度のスピードを出してコーナーの壁を走るのは、意外とできるのです。まぁビビッて減速すると、高確率で転びますけども。坂道Uターンで下り方向に転ぶのと同じで、足が付けないのが大きな原因だと思います。


話が逸れましたが、ある程度のスピードがあればコーナーの壁は走れます。問題は、壁のないコーナーです。
どうにもスリップダウンが怖くて、深くバンクさせることも出来ません。バンク出来ないので、スピードも上げられません。しかしすべてに壁が有る訳ではないので、小回りは避けられないテクニックなのです。
なのでひたすらインベタで走っていますが、どうせ独りぼっちなのでコースの右側限定や逆の左限定、むしろド真ん中限定など試してみました。
やはりふかふかの滑りやすい路面が個人的に難しく、要練習項目ですなー。
また「しどき」に行って、初心者広場でぐるぐるしてようかと思います。

人が多い時に転ぶと、最悪は踏まれるというか轢かれるので、苦手な練習は人がいないときが良いと思います。

 

さて、こちらも3時くらいには走るのをやめて撤収しました。何周したかはわかりませんが、まぁ4時間以上も同じコースをぐるぐるしてれば、まぁ飽きますよ。
足も良い感じにプルプルしてきてましたしね!こちらも要筋トレ。


取り敢えずこれでオートバイ成分は大分補給されたので、次はキャンプ成分でしょうか。近いうちに、どこかでキャンプをしてこようと思います。
それでは、また。

オートバイと私

「・・・おや!? XR250のようすが・・・!」

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「おめでとう!XR250はセルボにしんかした!」

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と言う訳で、XR250を手放して、軽自動車のセルボを購入しました。
これで私の手元には、公道を走ることのできるオートバイは無くなりました。
なんでやねん!と思う方も多いと思われますが、一応の言い訳をば。

 

 

ロングツーリングを快適に走るには、どうすればいいでしょうか。
車両を選ぶところから考えると、やはりツアラーやデュアルパーパスになるでしょうか。


走行風の当たらない大型カウル。
荷物をたくさん積む為の積載性。
ナビや充電をするためのアクセサリ。
高速道路でも、砂利道などでも走れる安定性。

 

更に快適性を高めるためのは、服装選びも重要です。
ダサいと言われがちなバイクジャケットですが、性能については折り紙付きです。それなりに快適に出来ます。
そもそもで私はバイクジャケットのデザインは好きです。
ダセェと言う人は、好きな服装で乗ったらいいんじゃないですかね。あれだよ……オートクチュール

 

 

話が逸れました。

 

さて、そこまで考えると思い当たることは無いでしょうか。
これを一番簡単に叶えられるのって、車じゃね?と。

 

そもそもバイクじゃねぇし、車じゃ走っても面白くねぇだろがい!と言うのも御尤もです。
しかし私個人としましては、オートバイで荷物満載で走っても大して面白くないと言う。


そして公道を走っていて、おもしろい道を走れるのはどのくらいの割合でしょうか。大半は市街地・峠道でも前に遅い車・平坦で単純な道になるのではないでしょうか。

極端な思考は若者の特権ですが、健康診断でバリウムを飲むようなイイ歳こいてこのような結論になりました。
10年を超えるオートバイ歴を経て、公道は満足したとも言えるかもしれません。

 

とは言え、これはお試しでもあります。何事も、やってみなければ分からないものですからね。
まぁ「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ」と言いますので、やらなければ分からないというのは阿呆の理屈でもあります。
私は解りやすく阿呆ですので、やらないとわかりません。レッツチャレンジ。

 

 

 

とは言え、オートバイ自体を乗らなくなった訳ではありません。ミニバイクサーキット用の車両と、オフロードコース用のCRF125Fがあります。
オートバイに乗りたい欲求は概ねこの2台で満たされると踏んでいるからこその軽自動車、と言う考えもあります。
「走るパイロン」の私が言うのもアレですが、やはりクローズドコースは思い切って走ることが出来ます。
公道では、道交法は勿論ですが、はみ出してくる対向車とか路面状況だとかにどうしても気を付けなければいけません。
コースだとそういった懸念はかなり少なくなります。皆もレッツサーキット。

 


さて、グダグダと書いてきましたが、当然のごとくこれは一例です。


サーキットがそこそこ近くにあり、サーキット用の車両とトランポ、サーキットでの装備などが一揃い。
公道でバイクを乗るのは月イチくらいで、年に2~3回のロングツーリングは荷物満載でキャンプや野宿。
そしてなんといっても独身。(貴族と言えるほど裕福ではない)
こんな人は、ちょっと考えてみても良いかもしれません。

 

私は単純に飽きっぽいので「公道を走るのに飽きた」とも言えます。普通に走ることが楽しいのであれば、それに勝るものは有りません。
皆様の参考になれば、幸いです。