長谷村工房

オートバイ等の作業備忘録、兼日記。

楽ナビ AVIC-RZ900-R の感想

セルボに楽ナビ AVIC-RZ900-R を導入して、5か月ほど経ちました。
なので使ってみた感想なぞを記しておきたいと思います。


しかし基本的に出不精なので、あんまり使い倒したと言えるほどではないです。モトクロスとかをしに行くときはNV350で行きますし。
なので参考になるかはなんとも言えませんが、よろしければどうぞ。

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まずはナビ全体としての感想ですが、普通です。素晴らしい!他にはない!などと言えるところは無いですが、使用に支障をきたすような問題も無いです。
「取り敢えず無難なカーナビを付けたい」と言う事であれば、良い選択肢だと思います。後は欲しい機能でグレードを絞れば良いかと。

 

 


・ナビとしての部分
割と良いです。
都市部の細かい複雑な道とか通らないのでそこは何とも言えませんが、概ね問題なく案内してくれます。


曲がる交差点の表示・案内なども分かりやすいですし、曲がるところが信号のある交差点であれば「次の信号で左折です」というような案内が入るので、解りやすいです。
交差点が近距離で複数あるときに「どこの信号で曲がるんだ?」と若干挙動不審になる私の様な人間にはうってつけです。


自車位置精度ですが……多分悪くないと思います。
と言いますのも、2回ほどですが左折する交差点が赤信号でしたので、当たり前ですが停止しました。その時の停止位置は停止線の前。つまり先頭で止まったわけですね。
するとナビは「直進で交差点を通過した」と判断したようで、ルートを変更してきました。この交差点が脇道に良く有る、片側一車線の小さい交差点だったからでしょうか?

 

「ナビ使用中」「曲がる交差点」「先頭で停止」「小さい交差点」という条件が重ならないと、いつも起きることなのか偶然なのか判らないので何とも言えませんが、自車位置精度が評判であるメーカーだけにちょっとがっかりしました。
仮に。仮にですよ。これがいつも起きてしまうクソ仕様だったとして、この条件がすべて重なることはそう多くはないので、まぁ目を瞑れる範囲でしょうか。


ルート探索では最初から地図に6つの候補を表示してくれます。なので事前に紙等の地図を見て「大体こんなルートで行こう」を大まかに決めたものと近いものが選べると思います。
とはいっても一から十まで自分で決めたルートに出来ないのは、所詮普通のカーナビですが。


地図のスクロールの反応速度は……まぁ許容範囲内でしょうか。
早くはないですが、カーナビならこんなもんだよね、というレベル。
Googleマップ等のスマホで見れる地図が凄いのか、カーナビの性能が残念なのか。私には判断が付きません。

 

 


・AV機能
中の下でしょうか。
私は音質に関する感覚はうんこなので、そっちはさっぱりです。相当酷い音で無い限りは文句がないです。従って、音に関しては悪くはないと思うよ?としか言えません。

 

さて、私が音楽を入手するときは、殆どがMP3の単品ダウンロード購入です。CDは余程のことが無いと購入しません。
そのデータをSDカードに入れて、車内で聞いています。


カーオーディオにおいてプレイリストが作れない、もしくは作りにくいというのはもはや伝統芸なので諦めています。
フォルダごとに分類して、そのフォルダごとで再生できれば御の字。曲順?勿論変更できないよ?と言うのまであります。


RZ900でも同様です。曲をフォルダで分けて入れれば、そのフォルダのみリピート再生できます。簡易的なプレイリストですね。
しかし現在再生中のリスト一覧が表示できません。一応再生中の画面から「リスト」→「オリジナル」→「フォルダ名」と選べばフォルダの中身は見れますが、一定時間で最初の画面に戻ります。
これが私には大変不満です。すごく使いにくい。


個人的な意見としては、決まったフォルダに曲を全部ブチ込んでおいて、その中から好きなものをチョイスしてリストを作成して再生、と言うのが理想です。


例えば「Music」というフォルダにa~zの曲を入れておきます。
リスト1は a・b・e・r・u という曲を再生、リスト2は a・c・z・y・w・u という曲順で再生、と言う感じです。リストを作らずともa~zまで全曲再生もできると、なお良いです。全曲再生では曲順は問いません。


思うにカーオーディオではこういう需要が無いのでしょうか。
取り敢えず好みの曲が垂れ流されていればいいとか、アルバム単位で延々リピート再生していればいい、というように感じます。
私の場合はそれなりに聞きたい順番がありますし、単品で曲を買うので同じアーティストの曲をたくさん持っている訳でもないです。
まぁ前述した簡易プレイリストの作成などで一応何とかなるので、我慢できる範囲でしょうか。


ついでですが、再生フォルダを変更した時に、フォルダ単位のリピートから全曲リピートに一々変更するのは本当にやめてもらいたいです。この機能は誰得ですかね。

 

あとこのグレードのウリでもある「ミュージックサーバー」ですが、全く使いません。
CDから高速録音、楽曲の情報の取得・編集などがウリですが、先ほども言いましたが私はCDを買いません。
買ったとしてもパソコンで変換なり情報入力なりしますので、わざわざカーナビではやらないです。


Bluetoothスマホの音楽が再生できるのは良いと思います。
私はスマホで音楽を聴くのは極稀なので殆ど使用しませんが、日ごろからスマホで聞いている人はいつものプレイヤーをそのまま使用できるので便利だと思います。
私の様に「いつもの曲順で聞けねぇ!」とキレることも無いと思いますし。

 

 


・スマートループ
あまり役には立っていません。無いよりはマシ、くらいでしょうか。
ガソリン価格表示は、価格を気にしてガソリンスタンドを選んだことが無いです。
駐車場の空き情報は、そういうところに行かないのでわからないです。
渋滞状況などに応じてのルート変更ですが、ルートをナビの第一推奨ルートで行く場合は良いと思います。それ以外の時に使用すると、場合によっては行きたくない道に案内されます。


私の場合です。
片道一時間ぐらいだったので下道で行くつもりでした。しかしナビの第一優先は高速道路を使用するルート。
出発地点と目的地の近くにインターがあるのでこういう推奨になるのは解りますが、私の場合はこの程度の時間なら下道で行きます。なので第一優先ではない下道優先ルートを選択して、出発。
暫くすると「渋滞しているので、別のルート候補があります」とのこと。運転中ですのでそのルートをじっくり検討は出来ません。なので取り敢えず変更してみました。
そうしたら「よっしゃ。高速乗ろうぜ。」とナビが言い出します。ちょっと待てやコノ野郎。ルート選択の時に「下道優先」っていったでしょ?もう忘れたの?


最初から第一優先で行くつもりならば恐らく問題ないと思うのですが、それ以外の時にルート変更をすると第一優先に強制変更されるのでしょうか。
それ以来、第一優先を使用しているとき以外はこの機能でのルート変更はしていません。


GARMINの不満としても書いたのですが、ルート探索の条件は基本設定として入力するわけですが、その時々によってその条件は変わる訳じゃないですか。だからナビも複数ルートを提示する訳で。
それを「今回は高速使うって言ったけど、ルート再探索の時は基本設定の下道な!」とか「今日は下道で行くって言ってたけど、渋滞してるから高速にしろよ!」とか言われてもね。
そうじゃ無いだろうと。条件の優先順位が違うんじゃないかと。私は思うのですよ。


まぁ道案内を自分以外に任せた時点で、多少の不満は飲み込めという事でしょうか。嫌なら自分でやれと。ぐうの音もでません。

 

 


さて、概ねこんな感じです。
目的地を指示して、提示されたルートをわかりやすく案内してくれる。こういう標準的なカーナビとしての性能はおおむね良好。


売りにしている追加機能は若干の癖有り。使用者との相性が合えば良好。


AV機能も及第点。まぁカーオーディオってこんなもんだよねレベル。


グレードに関しては、メーカーページにこんな一覧表があります。

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(carrozzeria ホームページより)

 

グレードによる主な違いの一覧ですね。


エントリーモデルのRZ300は基本的なカーナビ。
Bluetoothがないので、スマートループを使用したいのであれば専用の通信モジュールを購入する必要があります。

 


次はRZ500
Bluetoothが付くので、スマートループをお手持ちのスマホで利用できます。
更にハンズフリー通話、Bluetoothオーディオも使えますので、前述したように日頃からスマホで音楽を聴いている方は良いのではないでしょうか。

 


次にRZ700
ワンセグが地デジになります。以上。

 


最後にRZ900
ミュージックサーバーが付きます。
音楽は主にCDで購入して、車に何枚もCDがごろごろしている人は良いのではないでしょうか。


あと画面の色合いが気持ち良い感じになります。テレビとか動画とか見ないと不要かとは思いますが。

 


この機能差は現行のシリーズでも概ね同じと言えます。そしてグレードを一つ上げるごとに平均して¥12000程度上がります。


基本のナビ性能はグレードによって変わることは無いと思いますので、欲しい機能の為にその金額を出せるのか。もしくは他の方法で安くする手はないのか。例えばミュージックサーバーがあるのは最高グレードのみですが、CDは自宅でMP3にするとか、音楽再生はBluetoothスマホに任せるとか。


時間をかけて考えてみると良いと思います。


長々とお付き合いくださり、ありがとうございます。
皆さんのお役に立てば何よりです。
それでは、また。

レッツバンジー!

バンジージャンプを飛んできました。


昔々、どこか忘れましたがツーリング中の出来事です。「バンジージャンプやってます!」と書かれた看板を見かけました。
その時から何となく「いつか飛んでみたいなー。」と思っていました。しかし一回飛ぶだけでそこそこの金額がかかると知り、後回しにしておりました。
そんなことをふと思い出し、久々に調べてみると意外と近くで出来ることを知りました。そして金額も許容範囲内。


思い立ったら即実行。一人で行っても良いですが、どうせなので知人に声を掛けてみました。


知人その1「ノー。」
知人その2「ノー。」
知人その3「オーケー。」
知人その4「オーケー。」
知人その5「う~~~~~~ん……行ってみる。」


三人釣れました。

 


場所は群馬県みなかみ町「みなかみバンジー」。川に掛けられた高さ42mの橋からのバンジーで、一飛び¥9000です。私の住んでいる埼玉県からなら3時間もかからずに行けます。高速道路万歳。


予約などはしなくても空いていれば参加できるそうですが、当然予約優先なので場合によっては出来ないこともあるそうです。
なので念のためにきちんと(知人が)予約をして、(知人の運転する)車でみなかみまで行ってきました。


……いや、違うんスよ。発起人ですし、ちゃんと私が予約するつもりだったんですよ。
しかし私としてはバンジーを飛ぶだけで良いと思っていたので、同行者に「当日は10時くらいにバンジーを飛んで、帰りに昼飯でも食べつつ帰る。」と話しました。
そうしたら「どうせならもっと寄り道してこよう。むしろ泊りでも良い。」と言い出したので、寄り道したいところのピックアップやなんやらはその知人にお任せしてしまったのですよ。


二人で予約作業をすると、バンジーは予約できたけど、もう一つの場所は予約できなかった……とかなると面倒ですから。
ですからね。私が押し付けたわけではないのですよ。いや、本当に。マジマジ。

 

 


さて。釈明はこれくらいにして、本題に戻ります。


予約した時間に現地に到着したら、まずは受付です。受付では「多少の怪我は仕方ないね。」という誓約書もきちんと書きます。ジョルノ・ジョバァーナ「あなた…『覚悟して来てる人』……ですよね」という言葉が頭をよぎります。


受付が終了したらハーネスを体に装着して、バンジージャンプの飛び方を教わります。
最初は単純に橋から飛び降りて、落ち着いたら引き上げてもらうだけと思っていました。しかし安全の為にきちんとした飛び方があるのですね。勉強になります。

 


落ちるのは頭から。足から落ちると、下でブルンブルンと揺れて余計に怖いそうです。

 

 

そしてバンジーの紐も体(胸の辺り)と足首の2点に取り付けるのですね。
落ちてから2回ほどゴムの張力でボインボインしたら、足についているハーネスを外してしまいます。すると体の方についている紐で吊るされるので、引き上げるまで逆さ吊りにならなくて済むのです。


ボインボインするのが落ち着いたら、上から降ろされる引き上げ用の紐をハーネスに取り付け、橋の上に帰還となります。

 


服装は基本的に制限はないようですが、ホームページのQ&Aには「スカートはお避け下さい。」って書いてありますね。スカートでバンジージャンプを飛びに来るとか、どんだけ見せびらかしたいんですかね。
基本的に絡まって危ないような服装で無ければ、大丈夫なようです。

 


靴も飛んでる時にすっぽ抜けなければ問題ないかと思います。心配な人はレンタルのサンダルもありますし、飛ぶときには簡易的に靴が脱げないように留めてもらえます。

 


メガネは不可でした。私の視力は約0.05と超貧弱ですので、メガネが無いと顔から30cm位に近づけないと本も読めません。コンタクトレンズは持っていません。
なのでメガネが無いと折角の風景も見られないと思い、スノーボードの時に使用したゴーグルを持っていってみました。


ゴーグルはメガネ対応の物なので、これを付けていればメガネは外れないので大丈夫だろう、と。


しかし「基本的に顔に何かつけてジャンプするのは不可」とのことで、あえなく却下となりました。理由といたしましては「紐が顔に当たったりする場合があり、怪我をする恐れがあるため」との事でした。
納得したような、尚更ゴーグルした方が良いんじゃないのかと言うような感じでしたが、ここは大人しく引き下がっておきましょう。

 


飛び降りる前はカウントがあるそうです。「5・4・3・2・1・バンジー!」と言われたら、レッツバンジーです。

 


説明が済んだら、いよいよ橋の上に。
足にも紐が取り付けられ、各種最終点検。そして飛び込み台へ向かいます。


発起人の私は勿論ファーストジャンパー。「テンション低いですよー。大丈夫ですかー?」と言われましたが、私はこういった時は凄く楽しみでも真顔になるタイプなので気にしないで頂きたいです。

 


そして「カウントしまーす。54321バンジー
えっカウント早っ!中点(・)が無い!聞いてたのと違う!ままよ!バンジー
そんな感じで飛び降りました。

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しかし重力加速度って凄いですね。超速く感じるんです。私もオートバイに乗る者の端くれなので加速度や速度には耐性があると思っていたのですが、結構怖かったです。


残念なのは本当にメガネが無かったことで、ボインボインしている間は風景も何もかもがぼんやりして見えないので、自分がどういう姿勢なのかも分かりませんでした。まぁ体感したことのない速度で視界が変わるので、見えていてもきちんと認識できたいたかは分かりませんけども。


揺れが収まって引き上げられる最中で、私はコンタクトレンズを買おうと決意するのでした。


その後、知人三人も次々とバンジージャンプを成功させました。
無事に飛び終えると認定証を頂けます。これを提示すると、次からはもっとお安く飛べるそうですよ。

 


バンジージャンプをするところはスタッフの方が写真撮影をしてくれます。別料金になりますが、その写真データを貰うことも出来ます。今回載せた写真もその時にもらった写真です。


さて、次はちゃんとコンタクトレンズを作って、またみなかみに飛びに来るか、はたまた竜神バンジー(100m)にチャレンジするか。楽しみです。
皆さんもドライブやツーリングがてら、ひとっ飛びしてみてはいかがでしょうか。


それでは、また。

キャブレターのオーバーホールをヨシムラにお願いしました

私がサーキット用に使用しているApeはヨシムラのキャブレターを使用しています。正確に言えばMIKUNIキャブレターのヨシムラチューニングと言うべきでしょうか。
ともかくこのキャブレターを使用してもう10年近いでしょうか?詳しくは覚えていません。公道ではほぼ使用していないので劣化の度合いは低いのですが、流石に不具合が見られるようになりました。
一番顕著なのはガソリンの滲みです。普通に使用しているだけなのですが、どこからかガソリンが滲んできてキャブレターが汚れます。
なので、今回は思い切ってヨシムラにキャブレターのメンテナンスオーバーホールサービスに出してみました。

 

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結果は大満足で、ピカピカの新品同様になって帰ってきました。気になる料金は¥17831。工賃や部品代、送料などすべてコミコミです。


しかし納期はとても長くかかりました。私がオーバーホールに出したのは1月21日ですが、帰ってきたのは5月6日です。実に3か月少々かかりました。
「乗らない冬の間にオーバーホールに出そう。」と思って出したのですが、まぁ皆さん考えることは同じですね。混み合っていたみたいです。


通常オーバーホールに出すためにはヨシムラに直接電話をして受付をするのですが、私はオートバイ用品店であるナップス埼玉店を通じて依頼しました。

 

 


さて、今回のオーバーホールを通じて感じたことをまとめると、次の様になります。

 

ヨシムラでのオーバーホールはこんな人にオススメ
・結構長い年月を使用している
・自分でオーバーホールを行っているが、イマイチ不安
・非分解部品を綺麗にしておきたい

 

お店を経由して頼むのはこんな人にオススメ
・ヨシムラのキャブレターだというのは分かるが、詳細が分からない
・平日の日中に電話対応したりするのが難しい
・なにもかも面倒くさい

 


次から各項目について詳しく書いていきたいと思います。まずはヨシムラに出すことについての項目から。

 


・結構長い年月を使用している
特に問題なく動作していると、わざわざオーバーホールをしようと言う気は起こらないと思います。
キャブレター不具合の多くは徐々に不調になるものが多いと思うので、その不調が我慢ならないものに達しないとやる気が出ないものです。
しかし問題が起こってから対応するのは「修理」であって「整備」ではないので、きちんと整備するという観点では定期的に行った方が良いのは確かです。

 


・自分でオーバーホールを行っているが、イマイチ不安
キャブレターの穴はとても細いです。小排気量用のものになると、更に細いです。
加えて私の使用している物には、「MJN(マルチプルジェットノズル)」という更に細かい穴がたくさん開いている機構を採用しています。
キャブレターは小さい穴からガソリンが噴き出して霧状になり、これが空気と混ざることによって混合気を作ります。
MJNは「沢山の小さい穴から噴き出させたら、更に良い感じに霧状になるのでは?」というとても分かりやすい発想から出来ています。引き換えに詰まりやすいとも言えます。
MJNに限らず、キャブレターの通路は一度詰まってしまうと貫通させるのはなかなか面倒です。貫通させたとしても、取り敢えず貫通しただけなのか、キッチリ綺麗になっているかも分からない事が多いです。


通路だけではなく、キャブレター全体をプロの目で見てもらうというのも私としては良いことだと思います。
今回の私の場合では、特に問題が無いと思っていた部品も「劣化が見られるので交換推奨」と教えてもらい、交換した部品がありました。

 


・非分解部品を綺麗にしておきたい
キャブレターによりますが、ユーザーでは分解してはいけない所があります。
そういったところは基本的に耐久性が高く出来ているハズですが、劣化しない訳では無いですね。
そのような場所もメーカーでオーバーホールしてもらえば、しっかり整備してもらえます。

 


次はお店を通じて出すことについての項目です。


・ヨシムラのキャブレターだというのは分かるが、詳細が分からない
私が使用しているキャブレターは、実は私が購入したものではないのです。このApeを共同使用している友人が購入して、取り付けたものなのです。なので詳しく知りません。
私のような場合はちょっと稀だと思いますが、他には中古で購入したとか譲ってもらったとかもあるでしょう。
ヨシムラの受付用紙には種類や使用年数などを記入するところがあります。こんな時はそこになんて書いたらいいのかわからない!という事になります。
今回の私のケースだと、わかる範囲をお店の人に伝えただけで、あとはどうにかしてくれました。

 


・平日の日中に電話対応したりするのが難しい
ヨシムラは平日の9時から17時しか受付をしていないので、人によっては対応が難しいと思います。最初の受付だけならまだいいのですが、見積もりのお知らせなどもあるので何度かやり取りする必要があります。
お店を通じてお願いすることで、この対応を代行してもらう訳です。こういった用品店などであれば営業時間も長いので、折り返しの電話などもやりやすくなると思います。

 


・なにもかも面倒くさい
流石に車両をもっていって「あとはよろしく」とすべて丸投げにする訳にはいきませんが、かなり手間は減ると思います。
まずはキャブレターを車両から外して、オーバーホールに不要な部品を取り外します。後は暇が出来た時にそれをもってお店の店頭で受付してくるだけです。
私の場合はヨシムラへの連絡は勿論、キャブレターの梱包や発送もやって戴きました。

 

 

普段は自分で整備を行う人も、上記の項目で思う事があれば一度検討してみてはいかがでしょうか。
ある程度の金額は掛かりますが、新品を買うと¥30000はすると思いますので、これで新品同様になるならば良いのではないでしょうか。
「どうせなら他の製品も試してみたい!」と言うのもありがちな選択肢ですけども。


まぁそれはともかく。長年使用しているヨシムラのキャブレターがあるときは、検討してみてはいかがでしょうか。


皆さんのお役に立てば何よりです。
それでは、また。