警察って大変ですね
私生活が忙しく、ひと段落付いたと思えばもう冬です。
忙しかった原因はまた後日に書きたいと思いますが、ちょっと変わったことが有りましたので、それでお茶を濁そうと思います。
ある日、仕事から帰宅してスマホを確認すると、着信履歴が有りました。
「またa〇光の勧誘電話かしら?」と思いつつも、念のために電話番号をネット検索してみます。
「この番号は〇〇警察署です。」
「……!?」
わぉ。よく見ると電話番号の末尾が110になってる。なにこれ怖い。
過去の行いを鑑みても、ポリスメンのお世話になるようなことはしていない筈です。
なんなら今すぐ家宅捜索を受けても、恥ずかしいものは出てきても違法なものは有りません。
ネットで調べてみても
「逮捕とか家宅捜索なら事前に電話なんてするはずない」
との意見が。
ですよね。そんな律儀なことされたら、どんな名探偵でも取り逃がします。
失礼、警察のお話しでしたね。
探偵と警察は仲が悪い……。「ああ探偵事務所」で読んだから知ってます。
さて。
いつも通りに話が脱線しましたが、とにかくやましいことは有りませんので、折り返し電話をしてみましょう。
かけた警察署から電話があったことを伝え、時間や氏名などを聞かれました。
質問の一つに「なにか心当たりは?」とありましたが、心当たりがある人は電話をかけ直すなんてしないんじゃないですかね。
まぁ車庫証明とか免許証関連もありますから、警察への心当たりも悪い事ばかりではないと思いますけども。
質問を終えて、待つこと少々。
「刑事課から電話をしたようですが、担当者不在なのでまた連絡します。」
とのこと。
けいじか。
自分に関係のない世界の言葉と感じていましたが、そんな訳無いですよね。現実だもの。
何はともあれ、これ以上は相手の連絡待ちなので、どうにもなりません。
取り敢えずエアロバイクでも漕いで運動しましょうかね。
ついでにアニメでも見ましょうか。
他意はありませんが「COP CRAFT」にしましょう。
と、漕ぎだして数分。家のチャイムが鳴りました。
扉を開けると、なんとタイムリーな。
「〇〇警察の者ですが、ちょっとよろしいですか?」
本物の警察手帳と刑事さんって初めて見ました(混乱)。
さて。
話を聞くところによると、
「捜査をしている事件にかかわるものが、車のドライブレコーダーに撮影されているかもしれない。調べたいのでSDカードを貸してもらえないか?」
とのこと。
私一人がその時間ちょうどに通りかかるとは思えないので、膨大な数の車すべてにドラレコが付いているのか確認して回っているのでしょうか。
大変な仕事ですね。
私だけに聞いているのならば、容疑者は私です。
ともかくも拒否する理由は別段ありませんので、取り出して渡しました。
そうしたら「お借りした物の代わりに使ってください。」と新品のSDカードを渡してくれました。
なんという気配り。これってちゃんと経費で落ちてるんでしょうか。
私の職業や、撮影場所を通りかかった理由などを聞かれ、ものの数分で刑事さんは帰っていきました。
ちなみに数日したら、再び刑事さんがわざわざSDカードを返却しに来てくれました。代わりに渡されたSDカードはしっかりと回収していきました。
私が比較的ノホホンと対応したのは、やましい所が無いのもありますが、あるマンガを読んでいたおかげでもあります。
そう。「ハコヅメ~交番女子の逆襲~」です。
警察の様々な仕事を面白おかしく、時には真面目に読むことができます。
「マル暴刑事は捜査対象と見分けがつかない。」
というような毒舌から
「被害者が事件を思い出さないように、証拠採取したものは綺麗にして返却する。」
といった良い話まで。
私としては
「建て前では警察は正義の味方なはず。子供に人気がないだけです!」
「大人にはもっとないよ。」
というようなキレッキレな突っ込みが大変ツボです。
刑事ドラマを見ても警察を身近に感じることは少ないと思います。
しかしコレを読んでいれば、身近に感じるどころか、憐憫の情すら湧いてきます。
例:特別捜査本部が立ち上がると、発生地を所轄する警察署の捜査員は事件解決まで無期限休日無し
大変なお仕事ですね、本当に。頑張っていただきたいと思います。
私はお仕事マンガが好きで他にもいくつか読んでいますが、色々な職業の話を聞くのは面白いですね。
私の友人は自動車関連しかいないので比較的狭い範囲ですが、メーカーごとの違いなどはやはり面白いと思います。
一番の問題は私のコミュ力がカスなせいで、友人が大していない事でしょうか。
でもSNSで知らん人と話すのって凄い怖いので、やったこと無いです。
典型的なネットに怯えるおっさんなので、こうして一方的に発信するのが限界です。
皆さんも警察官と関わることが有ったら、極端に構えずにお話ししてみてはいかがでしょうか。
それでは。