長谷村工房

オートバイ等の作業備忘録、兼日記。

エコヴィレッジとワンタッチテントと

虫が嫌いな私としては、キャンプは主に冬に行います。具体的には11月頃から3月まででしょうか。
とは言っても伊豆の南端でキャンプした時は冬でもGが出現したので、場所次第ではあります。今年は高地とかの涼しい所でキャンプをしてみようかしら。

 


日程は3月24日から25日。今回はソロではなく、会社の同僚と一緒です。数年前に「ふもとっぱら」に始めて連れて行ってもらい、それ以来ちらほらキャンプしたり遊びに行ったりします。


このキャンプはセルボで行くつもりだったのですが、予定日の数日前にまさかの大雪。この季節に。セルボで雪道を走るつもりがないのでスタッドレスタイヤは用意してありません。仕方ないのでちゃんとスタッドレスを履いているNV350で出陣。
いつも通りに高速道路を河口湖ICで降りて、後は下道でキャンプ場に向かいます。


路肩にはものごっつい量の雪。しかし路面は全て溶けていて、雪道走行は杞憂に終わりました。嬉しいような残念なような。
路面は溶けているとは言っても雪解け水でビシャビシャでした。春の訪れを感じさせます。

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道路が問題なかったため、他には特に問題もなく目的地に到着。
今シーズンのラストキャンプは「富士山YMCAグローバル・エコ・ヴィレッジ」です。

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私のおすすめ漫画「ゆるキャン△」のクリスマスキャンプの舞台モデルで一部に有名です。
そのためキャンプ場のレビューはよそ様にチラホラありますので、私はごく簡単に済ませます。

 


サイトはフリーサイトです。しかし傾斜がある場所が多く、快適にテントが張れて、富士山が見えて、トイレや炊事場が近い所、となると本当に一握りです。良い場所を確保したければ、早めに行った方が良いと思います。

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トイレは綺麗で快適ですが、管理棟の付近にしかないのでちょっと不便。


炊事場も同様に管理棟付近です。しかし洗剤やスポンジが備え付けで置いてあり、なんとお湯も出ました。冬キャンプにはとてもありがたい設備です。

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サイトへの車の乗り入れは荷物の積み下ろしの時のみ。荷物を置いたら車は管理棟付近の駐車場に止めることになります。大抵のキャンプ場では当たり前ですが、道は砂利道です。
加えて場所によっては凸凹が大きかったり、轍や流水による浸食で路面がかなりヤバイことになっているのでオートバイは要注意です。出来れば一度歩いてテントを張る場所を決めてから、乗り付けた方が良いと思います。

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私は今回は利用しませんでしたが、別料金で敷地内のお風呂に入れます。テントを張ってから近隣の入浴施設に行くのはどうにも億劫ですので、これも有難い設備です。

 


朝霧高原のフリーサイトと言うと、私が訪れた他のキャンプ場は「ふもとっぱら」と「朝霧ジャンボリーオートキャンプ場」ですが、ここは「朝霧ジャンボリーオートキャンプ場」に近いキャンプ場と言う感じです。
やはりフリーサイトで傾斜が少ないキャンプ場はなかなか無いのでしょうか。未だに私の中で「ふもとっぱら」は一番のお気に入りです。う〇こさえなければ更に良いです。

 

 


さて、私の持っている一番大きいテントは「コールマン エクスカーションティピー/325」なのですが、以前に紹介したように複数人で宴会できるような広さではないです。
なので宴会は同僚のテントにお邪魔することにして、私はもう一つのソロテントの「ウルトラライトワンタッチテント」を使用します。

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既に販売終了しているようなのでこちらの紹介も簡素にします。


こちらは初心者キャンパーにお馴染み、ドッペルギャンガーのワンタッチテントです。以前はオートバイでのツーリング時に愛用していました。


収納時のサイズは普通のテントの倍近いですが、設営・撤収の簡単さは比較になりません。超簡単。


軽量化の為にポールはアルミを使用しているために弱いと言われますが、かれこれ3年以上使用していると思いますが私のものはいまだ現役で使用できます。まあ年に数回しか使いませんが。
とあるキャンプ場では強風に見舞われたことがありました。その強風は自立式のタープの足をへし折り、普通のタープはペグがすっぽ抜けるほどでしたが、このテントは耐えました。


勿論ですがデメリットもありまして、基本的にフライとポールは分離できません。モノによるのでしょうが、私の物は分離できるのはインナーだけです。そしてインナーを分離すると、ペグを打たないと自立しません。
そのためにテントを干すときは通常通りにテントを立てるのが一番という事になります。「テントを干すときはフライとインナーをベランダに布団みたいに吊るしておくよ」という事が出来ません。
現地でちゃんとテントを乾かすか、自宅にテントを立てておくスペースが必要になります。私のアパートの駐車場はペグが打てないので、取り敢えずテントを立ててしばらく放っておくのですが、一度ですが強風の為にテントが吹っ飛んでいったことがあります。


皆さんは強風の時に干すのは諦めるか、紐で適当なものに縛り付けて飛ばされないようにしましょうね!

 


さて、テントの話はこれくらいにしましょう。
エコヴィレッジは12時からチェックイン可能なので、私は12時半に到着。途中で購入したパン屋さんのパンを昼食として、その後はちゃちゃっと設営完了。


そうなれば後はすることは決まっていますね。昼間からの酒です。


今日は他の人と来ていますから、一人で黙々と読書をするわけにはいきません。なのでエコヴィレッジらしくスモアを作ったり(特定の人種に限る)します。
昼間は春麗らかな日差しでとても暖かくて羽虫もブンシャカ飛んでましたが、夜になるとさすがに冷えてきます。とは言ってもやはり真冬ほどではなく、きちんと着込んでいれば楽しく焚火が出来る気温でした。
何はともあれストーブのある同僚のテントに移動して、あとは眠くなるまで食べたり飲んだり「ゆるキャン△」見たり。同類が集まるとどうしても話題が偏るのは仕方ないことです。

 


そうして夜は更けていくのです。

 

 


翌朝。
いい具合に日の出前に目が覚めました。なので富士山からのサンライズでも撮影しておきましょう。ほぼ同じ構図でふもとっぱらでも撮影しましたけども。

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チェックアウトは12時ですので、悠長に朝食を食べます。メニューはカレーパンのアルミホイル包み焼です。


大体の撤収が終わったら時間までのんびりして、キャンプ場を後にしたら近くの「まかいの牧場」に行って昼食。ちなみに「馬飼野」でまかいの。not魔界の牧場。

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ここでは漫画の通りにお安く薪が売っていました。ただし結構ごんぶとだったので、薪割の道具があった方が良いと思います。


牧場ではピザトーストとチーズケーキを食べました。おいしい。

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牧場は食事やお土産を購入するところは入場料が掛からないので、食事目的で立ち寄るのはアリだと思います。私の食べた乳製品関連は勿論、バーベキューやなぜかインド料理までたくさんの種類があるので、是非。


その後は各々分かれて帰宅しました。帰宅は夕方近くになったので、キャンプ道具は取り敢えず部屋の隅に積み上げておきます。
次に使うのはおそらく半年は先になるので、暇を見つけてきちんと綺麗にして片付けておかないといけません。片づけが終わるまでがキャンプです。

 


さて。相変わらず特に役に立たない情報を垂れ流した気がしますが、役に立つものは他の人に任せましょう。そういうのを専門にしている人がいることですし。
垂れ流したモノの何かが少しでも皆さんのお役に立てば何よりです。
それでは。