長谷村工房

オートバイ等の作業備忘録、兼日記。

ドライブレコーダーの選定とセルボへの取付

昨今の車装備の流行と言えばドライブレコーダーでしょうか。
取り付けようとは思っていたのですが、めんどくささが先に立って後回しにしていましたが、重すぎる腰をようやく上げるに至りました。
で、買ってきたものがこちら。

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……何故に3つもあるかと言いますとね。一つはNV350用。もう一つはセルボ用。残りの一つは実家の母へのバースデープレゼントです。


母はもう60半ばですが、東京都内の様に公共交通機関が充実した地域ではないので車の運転は欠かせません。安全運転をしているので無茶なスピードを出すような運転はしませんし、そこまで心配はしていないのですが、母本人から「最近話題の煽り運転が気になる。」とのこと。
実際に安全な速度で走行していると煽られる事もあるようで、そのため万が一の時の為にドライブレコーダーを付けたいがどれが良いのかわからない、と。
そこでちょうどよく誕生日が来たので、プレゼントとしてドラレコをリクエストされたわけです。


「よっしゃ!まかしとき!」と請け負ったものの、正直に言うと私もどれが良いとかわかりません。わからないので重い腰が更に重くなったとも言えます。
しかし請け負ったからには捨てては置けません。取り付けも初めてなので、練習ついでに自分の車でやってみることにします。

 


まずは最近のドラレコのおすすめや選定ポイントを調べるところからです。
私が初めてドライブレコーダーを調べたのは結構前ですので、その当時はフルHD」「LED信号対応」「Gセンサー」の辺りが選ぶポイントでした。全部乗せは結構いい値段がしたと思います。


しかし今時はドラレコも進歩して値段も安くなりました。上記の3点は激安品でもない限りは大抵付いています。必須装備と言ってもいいくらいです。
これなら店で売っているような物ならどれでもドラレコとしての基本性能は満たしているだろうと思い、近所のスーパーオートバックスに行ってきました。そして値段と主要スペックを中心に見比べて、適当に選んできました。

 


ちなみになぜ通販では無いのかと言いますと、選択肢が多すぎて選びきれないからです。
ただでさえ比較する要素が多くて、数種類でも迷う訳です。値段を始めとして、画素数、視野角、HDR、標識認識などのおまけ機能等々。それに加えて怪しい海外製から怪しいショップまで比べ出すとキリがありません。


私は欲しいものが決まっている場合にはネット通販で買うことも少なくないですが、決まっていないときは実店舗で買うことが多いです。
万が一に故障した時も、実店舗の方が都合が良いですし。
そんなこんなで、店のドラレコ売り場で1時間近く悩んで、この3点を購入してきた訳です。


この3つを選んだポイントは「動画の解像度」「視野角」「HDR」「値段」です。先ほど挙げた「フルHD」「LED信号対応」「Gセンサー」は当然のごとく満たしていました。
この中で一番低い解像度でも1920×1080のフルHDです。高いものは2560×1440。
視野角は対角で128°~156°で、HDR(逆光とかでも綺麗に撮影できる機能)も3つとも搭載。
値段は¥11000~¥21000です。
詳しい機能解説や選ぶポイントは、例の如くよそ様のサイトを参考にしてもらうことにします。


ケンウッドは母へのプレゼント。ユピテルはNV350用。オウルテックはセルボ用です。
プレゼントにはそこそこ良いものを選んだつもりです。自分用の2点に値段の差があるのは、ただ単に使い比べてみたかったからです。安いので問題なかったら、次からはそれを基準として選べばいいですし。

 

 


さて。
店で見てきた感触ですと、諭吉先生が一人いれば基本的に問題ない製品が買えそうです。それ以上は更なる目標へ、と言った感じでしょうか。
ドラレコに必要以上なハイスペックを求める意味があるのかはわかりませんが、もしかしたら高い解像度のおかげで当て逃げのナンバーが読み取れるかもしれません。ドラレコ自体が「保険」ですので、保険に幾ら出すのかはその人の心配性の度合いによります。

 


続きまして取り付けです。まずはセルボです。セルボには先ほど申しあげたとおりにオウルテック「OWL-DR04-BK」を着けます。
はい。ウェザーストリップとピラーカバーを外します。

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ウェザーストリップは手で引っ張るだけで取れます。ピラーカバーはツメが刺さっているだけなので、これも引っ張れば取れます。強いて言えば内装剥がしかヘラがあると隙間が作りやすいので剥がしやすいです。

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グローブボックスも取ります。よく見るとグローブボックスは箱の側面に突起があります。そこが引っかかって必要以上に開かないようになっています。

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なので箱を左右からグッと押すと、突起が外れて更に大きく開きます。そうしたら箱は手前に引き抜ける筈です。

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次に通したい隙間から適当な紐を垂らして、グローブボックスの裏側まで通します。

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そしたら傷がつかないように保護した配線に紐を縛り付けて、上まで引っ張り上げます。

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柔い配線を下から上に引くのは面倒ですが、上からなら比較的簡単です。出来るならば直接配線を通したいですが、この配線の末端にはシガープラグが付いています。でかいです。通りません。
なので下から通す必要があるので、こうやるのが比較的簡単で良いと思います。


私の場合はこの時点で本体の取り付け位置を決めます。


本体を取り付けたら、本体に配線を接続。
天井の隙間に配線を押し込み、ピラーでは既存の配線に添わせるようにします。

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余った配線はグローブボックスの裏側にまとめておきます。

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ちなみに電源はそのまま既存のシガーソケットです。今のところシガーソケットは使っていないので、専用に配線を引き回したりはしていません。


ここまで出来たら念のために動作確認。取り付けを始める前にも一度行いましたが、念のため。
問題ないようでしたら、あとは外したものを元に戻すだけです。1~1.5時間位で出来るのでは無いでしょうか。慣れれば30分位で出来そうですね。

 

使用した道具はこの写真の物だけです。内装剥がし(赤いヘラのような道具)は無くてもどうにかなります。割り箸を平たく削ったようなもので問題ないと思います。

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さて、無事に取り付け出来ました。まぁあと2台はやらないといけないのですが。
長くなってしまったので、NV350への取り付けは次の記事に分けておきます。

 

NV350への取り付けはこちらになります。

hasemurakobo.hatenadiary.jp

 

それでは。