長谷村工房

オートバイ等の作業備忘録、兼日記。現在はXR250乗り。

XR250で貧乏パニア 製造編 2/2

こちらは製造編の後編になります。

よろしければ前編をご覧ください。

hasemurakobo.hatenadiary.jp

 

さて次は箱と、箱の固定金具をamazonで注文。
箱は以前にも書きましたが「TRUSCO(トラスコ) プロテクターツールケース オリーブ XL TAK13OD-XL」(一個 ¥6454)を使用。

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(大きさ比較用、ゆるキャン△)


固定金具は液晶テレビの壁掛け金具である「Sunny Islands 液晶テレビ モニター 壁掛金具 VESA規格対応 薄型固定式 15型~32型対応 ブラック」(一個 ¥1980)を。

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amazonの説明文には「耐重量35Kg」とあるのに、製品パッケージには「耐重量25Kg」と書いてある、ステキ商品です。


これらを二つずつ注文しました。

 

パイプと板の固定には、配管用金具を使用。
あと、各種ボルト類や天板用の板と着色ニスもホームセンターで購入。

 

そして更に注文したものがあります。
amazonで購入した液晶壁掛け金具は、金具同士をスライドさせて脱着します。
それだけでは当然固定は出来ないわけでして、固定の為に金具の下部にM4のネジがあります。
本来ならばドライバーでねじを締めるわけですが、ツーリングの際にドライバーとネジをわざわざ持っていくのも面倒です。
出先で無くして固定や脱着が出来なくなっても大変です。
なので、これは延長した蝶ボルトで行います。
蝶ボルトは普通のホームセンターで売っている物です。
延長には六角支柱(オスメスタイプ)を使用しました。

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六角支柱は私の家の近くのホームセンターでは売っていなかったため、モノタロウで発注。
一般向けのIHCモノタロウでは取り扱いがなかったので、業者向けの方で注文。
個人でも、「個人事業主」を名乗れば注文できます。皆さんもレッツチャレンジ!

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蝶ボルトと六角支柱はねじロックで固定しました。

 

さて、机の天板になる板は、素のままだと汚れなどが付きやすくなります。
そのために保護もかねて着色ニスで塗装します。
まずは角がそのままだとぶつけた時などに凹んだりしやすいので、適当に紙やすりで丸くします。
その後、平面も一緒に紙やすりで撫でてきれいにします。
この下地作業でどれだけ綺麗にしておくかが、塗装の仕上がりに大きく影響します。オートバイなどの外装塗装などでも同じですね。
さ、下地が終えたら着色ニスを塗っていきます。詳しいやり方はご自身で調べていただいた方がよろしいかと思いますが、私は適当に刷毛塗りです。
刷毛の抜け毛に悩まされつつも、三回ほど塗り重ねて完成です。

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私の様に酒に酔った状態で最後の仕上げ塗りをしますと、非常に残念な結果になりますのでご注意ください。

 

次に箱への固定金具装着のため、箱に穴をあけていきます。
プラスチックへの穴あけは、個人的には木工や薄板加工用の「ローソク型ドリル」が使いやすいと思います。

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先端が素材に刺さるため、穴位置がずれにくいです。そして素材が柔らかくても、真円があけやすいです。感覚的には、凄く小さいホールソーの様な感じになります。
普通のドリルだと、素材が柔らかくて薄いとドリルがブレて穴が歪みます。位置もずれます。
ホムセン箱の加工を検討している方は、「ローソク型ドリル」を検討してみてはいかがでしょうか。

 

 

さて、そんなこんなで箱に金具を取り付けます。
箱の内側は大きめのワッシャーを挟んであります。

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ボルトと箱の接触面積が大きくなるほど、接触面にかかる負担が分散されて強度アップが期待できます。
ホムセン箱を車体に固定している人は、大きな木の一枚板を付けている方が多いですね。
今回は「6箇所も止めてるんだから大丈夫だろう。」と「木の板の加工がめんどい。」との理由から、大きめのワッシャーになりました。こちらもモノタロウで買いました。

 

そして箱の底部には二つの木っ端がビス止めしてあります。

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これはパイプフレームの角に、箱の角が干渉しないようにしています。
前述した通りに、パイプの曲げRは50mmです。
しかし箱の角のRはおよそ20mm。
そのままだと、箱の角がぶつかってしまい、取り付けに少々工夫が必要になるからです。

 

解決方法としては、まずは私が行ったように箱を上にあげるように底上げすること。
次に上がだめなら外側に張り出すようにすること。
こちらは箱と液晶金具の間か、フレームと液晶金具の間にスペーサーを入れることで可能です。
しかし当然ながら横幅が増えることになりますので、ご注意ください。

 

 

さて、そんなこんなで組み立てれば、パニアフレームデスクの完成です。

 

私は箱の固定の際には、念のためにバンドで箱をパニアフレームに縛っています。

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前述してように、液晶金具の強度が不安であるためです。
走行中に落っことすとかホントに勘弁してほしいですので。

さて、気になる合計費用は約70,000円。私の工賃はプライスレス
そして重量は約10Kg(フレームのみ、箱含まず)。

 

ぶっちゃけ高いです。重いです。

 

しかし強度を多めに見積もったことや、空でも重さ5Kgある箱をぶら下げること、車体幅が合えば流用可能であることを考えると、まぁ良いのかなぁと思います。
基本的に自己満足ですし。

 

これをサイドバックサポートとして作るならば、パイプは凸型ではなくてコの字で良い訳です。
強度も少なくて済むので、パイプ径も細くても大丈夫でしょう。材質もステンレスの必要はないです。液晶金具も必要ありません。
そうすればコストダウンも可能だと思うので、もっと安くできるのではないでしょうか。
値段次第ですが、パイプと板の固定はボルトよりも溶接にすれば更に良いのではないでしょうか。

 

これを量産して売りたい、という業者様がいらしたら、ご連絡ください。
ロイヤリティーはお安くしておきますよ(ゲス顔)。
まぁいないでしょうけども。

 

次回はパニアフレームデスクの設計編、強度計算のやり方を予定しています。
素人計算ですので保障は出来ませんが、参考になれば幸いです。
それでは。