長谷村工房

オートバイ等の作業備忘録、兼日記。

転職活動記録 面接編

無事に書類選考を通過すると、いよいよ面接です。

 

 

  • 受け答えのキホン

面接での鉄板の質問は次の5つでしょうか。


「自己紹介」
「退職理由」
「志望動機」
「どの仕事がしたいか」
「長所と短所」


この辺は回答例がググれば山ほど出てきますので、そちらを参考にしてもらう方が良いですね。


私が面接の中で他に受けた質問は以下のようなものがあります。


「最低年収と希望年収」
「意見が食い違う相手の対応方法」
「誰にも負けないと言えること」
「どの様な仕事をしてきたか」
「当社の製品のどれに興味がありますか」
「どの様に貢献できますか」
「転勤や海外勤務は出来るか」
「他にどんな会社に応募しているか」
「どの様な仕事をしていると思うか」
「前職では残業をどのくらいしているか」
「いつから入社できるか」


思い出せる範囲でこんなものでしょうか。
私はすべての質問にがっちり原稿を作り、それを覚えていく手法で行きました。
しかしこれらすべて覚えられるほど私の頭は良く有りません。


ですので、事前に用意したエピソードを当日にアレンジする、という事は避けられません。
しかしそんなに難しいことはしません、というか出来ません。


例えば「長所と短所」のエピソードは「誰にも負けないと言えること」や「どの様に貢献できるか」にアレンジできます。


例えば長所を「粘り強く取り組むこと」として、エピソードを「入社以来、一つの分野を極めんと邁進してきた」と原稿を作ります。
しかし長所は聞かれずに「誰にも負けないと言えること」を質問されたときは、長所のエピソードがそのまま使えます。


「どの様に貢献できるか」と聞かれれば、長所のエピソードに加えて「この経験で培ったものを御社の業務で活かすことができると考えております」とか付け加えると良いのではないでしょうか。
具体的に業務を話せると、なお良いと思います。

 


自己紹介などのアレンジしようがないものは覚えるしかないです。
それといくつかの仕事エピソードを思い出して、原稿を考え、覚えておく。必要に応じて、若干のアレンジを加えながら話す。
私はこんな感じで頑張りました。

すべて覚えなくても、一度でも具体的に考えてみるだけでも効果はあります。当日に一から考えるよりも、遥かに簡単です。

 


そして原稿を考えるうえで重要なことは


「経歴や成果などをアピールするだけでなく、それによってどのように貢献できるか話す」


という事でしょうか。
私は本で読んで初めて気が付きましたが、言われてみれば当たり前のことですね。


買い物をするときに性能や見た目をアピールされただけでは「で?なにが出来るの?」って思うのではないでしょうか。モノによりますけども。
具体例を聞いて、それが自分の求めている物と一致すれば、買う気になります。


面接官が何を求めているか?という事は企業によって様々ですので、それぞれ調査する必要があります。
求人票を熟読し、ホームページがあればこれも可能な限り隅まで読みます。特に新卒採用のページは情報盛りだくさんです。

 


私の場合はこれだけやって、ようやく三社中の一社に受かりました。当方コミュ障ですゆえ。

 

 

  • 原稿の覚え方

原稿を覚えるには、基本は音読することです。
書いた時には気が付かない、不自然なところや喋りにくい所を見つけることも出来ます。


私は最低一日一回は音読しました。それを半年やれば、そりゃあ覚えるってもんですよ。二か月ほどで、すっかり抜けてしまいましたけども。


次に音声を聞くことです。
私は初めは自分の声を録音してみましたが、それを何度も聞くのが大変キモかったので、別の方法にしました。


それは「テキスト読み上げソフト」を使う事です。いわゆるゆっくりボイスです。持っているならボイロでも良いと思います。
ゆっくりさんが読み上げたデータを通勤時に聞き、面接前の移動時間も聞いていました。

 

 

  • 目指せ、話上手

話し方も重要ですね。


可能な限り笑顔で、ハキハキ滑舌よく話し、早口にならないように。


これができないと、難易度はグッと上がります。私のように。
私が2社に落ちた時の主要な理由は
「真面目そうだがコミュニケーション能力に疑問がある」
というものです。私としては「せやな。」としか言いようがありません。


仕事をするにはコミュニケーションは避けられません。取引先と話す営業職は勿論ですが、社内で一人だけで仕事が完結することは、まずありえません。
自分に仕事を持ってくる人がいて、自分の仕事が終わったら次に渡す。最低でもこのコミュニケーションは必要ですね。


仕事の処理能力が同じ人間がいたとして、コミュニケーションが上手なのと苦手なのが居れば、上手な方が選ばれるのは勿論です。
採用面接になれば面接官も相手の事は大して知らんわけですから、仕事の処理能力は推測するしかありません。


仮に「経歴がバッチリ会うけどコミュ力低そう」なのと「経歴がズレてるけどコミュ力高そう」なのが居たら、あなたはどっちを採用するでしょうか。
会社によって仕事の進め方は様々ですから、経歴バッチリでも多少の指導は必要でしょう。コミュ力低そうなら、一抹の不安がよぎります。
一方で経歴が多少ズレていても「コミュ力が高ければすぐ覚えそう」と感じるのではないでしょうか。
コミュ力不足を押し切れるだけの技術や経歴があれば、勿論素晴らしいです。行けます。私は無理でした。

 


受かればこっちのもの(暴言)です。頑張って練習しましょう。

 


練習方法としては、まずは自分の姿を動画で撮影する事です。
それを見るのは何とも言えない恥ずかしさがありますが、言い換えれば「恥ずかしいのは自信がないから」とも言えます。
動画を見るのが恥ずかしくないくらいにできたら、完璧です。
私はそこまで到達できませんでした。Youtuberって凄いよね。私は絶対にできません。

 

 

私の面接対策はこんな感じです。


内定までの面接回数は様々ですが、私が受けた企業では二社が一回のみ、一社は三回でした。
頑張って乗り切って、内定を勝ち取りましょう!
無事に内定が取れれば……!過程や……!方法なぞ……!どうでもよいのだァーーーーっ

 

 

まとめに戻る

hasemurakobo.hatenadiary.jp